2020/07/28 20:49

新型コロナウイルス感染症にはどのように感染するのか?


現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられる。

①飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染する。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できな い状況で一定時間を過ごす時

②接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付着する。
未感染者がその部分に接触すると感染者のウイ ルスが未感染者の手に付着し、その汚染された自分の手で口や鼻、目などに触れると、感染者に直接接触しなくても感染する。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、エレベーターや電気のスイッチなど

文献検索すると、新型コロナウイルスそのものではないが、気温と相対湿度が2種類のコロナウイルスの生存に及ぼす影響を調べた論文が見つかった3)。ステンレス鋼上に沈着させた伝染性胃腸炎ウイルス(TGEV)とマウス肝炎ウイルス(MHV)という2種のコロナウイルスに対して気温4℃、20℃、40℃、相対湿度20%、50%、80%のそれぞれ計9つの組み合わせで生存への影響を見たところ、両方のウイルスは4℃、20℃、40℃の順でより早く不活化され、相対湿度50%で最もウイルスが死滅するスピードが早かった。新型コロナウイルスについても、インフルエンザウイルスと同様、高湿度になると死滅する性質を持つことを示唆する結果がある。
3)Casanova LM. et.al. Appl Environ Microbiol. 2010 ;76:2712-7.

というわけで、加湿器がすごい勢いで売れてるわけです。みんながすごい勢いで使いはじめているこの加湿器ですが、対象湿度80%以上で壁紙など建物がカビてきます。ちなみに100%で部屋の窓は結露し、コンクリなどからこの湿気が抜けるのには3−5年はかかると言われています。


ではどうするべきか!?

弊社Laboで検証した結果、下記要件を満たすことが最適と定義します。

New Normal Style 最適空間運用方法 by Go Green13 Labo

夜がピークの飲食店を想定して実験

1、朝10時−13時までの時間帯は換気の徹底
お部屋の空気の総入れ替えを実施します。

2,   持続力のある人体の影響のない液状抗菌除菌剤を使用上の注意を守って希釈(きしゃく)し加湿器に投入
※弊社で行けば 「Magic Germicide(マジックジャーミシード)」
※加湿器を使わない場合は、「NoviGuard(ノビガード)」
※次亜塩素酸水やアルコール消毒液は効果がありません。汚れなどに非常に弱く、希釈度によっては人体に影響があるためです。また持続性もないため、菌と一緒に消えてしまうため抗菌除菌作用は持続しません、そのためかなりの頻度で噴霧しなければならない為、仕事どころではありません。

3, 加湿器を稼働し抗菌除菌剤を含むミストを散布 営業時間中
  2時間に5分〜10分は窓を開けて換気
※使用する抗菌除菌剤の安全シートで人体に対する影響を必ず確認して使用してください。
 テクニカルデータシート
 セーフティーデータシート

4, 政府も推奨するコロナ対策の徹底
※ガイドラインをしっかりと読み込み、お客様の見えるところに印刷して保管
「外食業の事業継続のためのガイドライン 」
※入店前にお客様にアルコール消毒液で手洗いをしてもらいますが、これもその時の除菌だけであり、空間や施設にウィルスがあれば、当然手から人体や人にウィルスは拡散します。

なので弊社Laboでは、

まずは空間洗浄!空間及び設備の抗菌除菌をオススメするわけであります!


最後に、よく大型で高価な加湿器だけを使用して湿度を保ち、ウィルス感染対策と考える人が多いが、実はその使用している加湿器自体にすでに菌が発生していて、加湿器がそれを散布している状態になっている為、あまり意味をなさないのが現状である。
さらに加湿器で湿度を上げても、湿気の重さでウィルスが床などの低い位置に落ちるだけで菌が死滅していない状況になることがほとんど
密閉空間で加湿器使用後は、必ず長時間の換気が必要である。

加湿器自体の抗菌除菌がまずはじめにやること!!

弊社はとにかく加湿器自体の洗浄も兼ねて、持続性の高い抗菌剤を希釈し加湿器に使用することをおすすめする
そうすれば加湿器自体の抗菌除菌に繋がり、散布されるミストよって菌がばらまかれるリスクが減るからである。

まだまだ飲食店でのクラスターが散見される。
飲食業に限らず、会社オフィスにしても人が出入りする空間にはこの「New Normal Style 空間洗浄法」をおすすめしたい。